観桜会 2007.04.31   写真はココから

あまりにも盛り上がった今年の観桜会

4回目を迎え、すっかり定着した感のある福岡支部の観桜会は、今年も福岡城跡(天守台下)の桜広場で開催された。東京に次いで全国で2番目に開花した桜は、3月31日の観桜会当日はほとんど満開状態。心配された雨も「昼間は持ちそう」とのウェザーニュースの天気予報を全面的に信頼し、早朝から場所取りへ。かつての藩主・黒田如水公が、「善男善女」の私たちのために残してくれていたとしか思えないような「一等地」を確保し、開宴時間の午後1時を待つ。
  やがて柳喜久子さん(S48・英文)が場所確保の応援に馳せ参じてくれた。副支部長の杉本文博さん(S45・経営)は、野上直裕さん(H6・経済)と吉松和幸さん(H16・経済)を引き連れて、近くのサニーに買い出しに。サニー監査役の顔を存分に利かせた低予算・高付加価値の買物上手に全員が拍手。やがて福岡支部の月例会「一木会」の会場・権兵衛館の後藤正行社長が自らオードブルを届けてくださった。
  なにせ節約予算の観桜会である。お願いした予算をはるかに上回る豪華版のオードブルに歓声が上がる。加えて、女性会員の皆さんにと、手作りのお菓子が後藤社長から差し入れられたが、これを楽しみに参加した女性会員も。古賀貞己会長からは自家栽培の採りたて野菜が、田村允雄支部長(S42・商)からは銘焼酎が差し入れられ、これで甘辛取り混ぜて宴の準備は万端整った。
  参加者最年長で支部相談役の藤井健一さん(S26・米英)の音頭で乾杯!!毎回参加の安部五男さん(S35・米英)、城戸巳勝さん(S41・米英)、佐伯信也さん(S44・経営)、金子雅勝さん(S45・経営)などは花見の宴の楽しみ方を良くご存知で、安定の悪いブルーシートの上の紙コップや紙皿を上手に操りながら、全体の雰囲気作りに気配りをする余裕も。
  「あざみ会」の世話役の福嶋弥生さん(S54・経営)と柳さんも連続参加組。お二人が女性会員に声を掛けていただいたおかげで、今回は久保田恭子さん(S45・米英)、村田洋子さん(S45・米英)、佐藤英子さん(S49・米英)、甲斐まり子さん(S51・英文)、矢野聡子さん(S62・国文)が参加され、ひときわ華やいだものになった。
県庁からは脊戸俊介さん(S49・経営)と柴田真喜夫さん(S51・米英)が参加され、福岡支部会員で本部役員の早水弘明さん(S39・商)、加藤正己さん(S44・米英)、岩崎六雄さん(S46・経営)も参加された。支部役員や一木会の常連では、谷中智さん(S38・商)、米徳昭男さん(S41・商)、吉田潔さん(S44・商)、清永實さん(S45・経済)、河内信行さん(S48・国文)が参加され、まさに多士済々の顔ぶれとなった。
  この日は花曇りながら気温はぐんぐん上がり、今年最高の25度を超す夏日になった。そこにアルコールが入ったため、ボルテージは上がる一方で、あちこちで口論が始まったのか、と見紛うほどに談論風発、宴は佳境に入っていった。そこに衆院議員の東順治代議士(S44・米英)が篠原秘書と「飛び入り参加」されたため、座は一気にヒートアップ。あまりにも熱くなりすぎた宴座を如水公が心配されたのか、そのころからポツポツと雨が落ち始めた。最高潮に達したところで「お開き」にするのは誠に残念だったが、心残りの部分は中秋の名月を愛でる「観月会」まで取っておくことにし、再会を約して解散したのでありました。めでたし、めでたし。
――と、ここで大団円と思っていたところ、海釣りから急いで帰ってきた早田豊さん(H9・文比)が飛び込んできたため、残っていた数名が再び車座になって、小雨の中で2次会が始まるというオマケまで付いたのでした。あらためて、めでたし、めでたし・・・。

                 観桜会幹事 奥村 英行(S46・国文)